しおりんのりんりん日和

100万回だって生きたい女の子の毎日…

しおりんとは一体何者なのか…

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多分このブログを書くにあたって、最初に自分のことを分析しておかないといけないと思うので、現時点で確定していること、ちょっとまだよくわからないこと、いろいろぐちゃぐちゃに書きます。

 

まず私は、すっごい自分を演じます。

この場所では、この人の前では、
こういう私でいた方がいいかなって考えて、めちゃくちゃそれを演じます。

だから、どれが自分か正直わかりません。

わかっていることは、寝るのが好きで、あまり外に出たくない女の子ってこと。

女の子って歳でもないんだけど語呂的にそんな気がしたから、女の子ね。

とはいえ、外に出て、すっごく眩しいスポットライトを浴びてみたいと思う。

だから訂正。
はっきりしていることは、私が寝ることが異常に好きだということだけ。

 

 

幼稚園から中学校の私はすっごく大人しかったです。

小学校までは、「頭がいい、お嬢様」

そればっかり言われていて、それがすごく嫌だったです。

だからできるだけ人前では勉強しないようにしたし、わざと汚い言葉を使ったり、男の子に暴力振るったりしていました。

多分それが、今の私の気の強いところの原点だと思います。

誰にもバカにされたくない、負けたくない、弱いと思われたくない、そういうのの集大成が、大人になった私。

 

高校は田舎の進学校でした。

本当はもっと上に行けるのは確実って言われていたけど、電車で1時間以上もかけて遠くの学校に行く意味がわからなかったので、最近では数年に一度東大が出るくらいのレベルの学校に行っていました。

でも、中学校まで、勉強する姿は見せないこと、テストの点数や順位は人にあまり見せないようにすることが癖になっていた私にとって、進学校というのは本当に異常な場所でした。

みんなが静かに机に向かって先生の話を聞いている、休み時間も勉強している人ばかり、休み時間でも騒いだら怒られる、テストで80点をとって、この世の終わりみたいな顔して泣いている子がいる。



でもそこで不登校にならなかったのは、やっぱり根が真面目だったからだと思うんだけど、1年の時は担任とそりが合わなかったのもあって、ほぼ全ての授業を寝て過ごしました。

そんな感じでもテストでは真ん中くらい。
しかも、入試の順位によってクラス分けされていて、私は1番上のクラス。
先生たちの注目は常に私にありました。

「なぜあの子はあんなに荒れているの?」

授業の後に、大して親しくもない先生たちに呼び出されては、「やればできる子なのに」と言われる毎日。

やらなきゃできない子は、できない子なのにね。

 

入学して結構すぐくらいに配られた進路調査票。
投げやりな私をよそに、黙々と書き始める周囲の友達。

ちらっと周りに目をやると、東大慶應早稲田…

私ほどではなくても、そこまで真面目に学業に取り組んでいるとは思えない子までそんなことを書いていて、もうめまいがしたなんて言葉じゃ表現できないくらいの衝撃を受けました。

 

中学2年くらいまでの私は、なんだか漠然と弁護士になると思っていたのだけど(多分刑事ドラマの見過ぎで)

3年になってよく考えてみると、そこまでなりたい気もしなくなっていて、しかも、弁護士というのは相当頭が良くないとなれないらしいということがわかるくらいには成長していたんですよね。

で、ここからが私の人生において失敗することの根本的な原因になっているであろうところなんだけど、私、多分自分が思っている以上にできることが多いみたい。
テストで勉強しなくても大体93点くらいが取れるような人間です。

つまり、それまで勉強を頑張ったことがなかったんです。

人間って、頑張っていないことに関しては、どんなに人よりできていることでも、できることだと認識できないものなのでしょうか。

少なくとも私は18歳まで認識していなかったように思います。

 

まず、あの時点で自分がどのレベルの大学に行けるかなんて考えたこともなかったし、自分がある程度人よりも頭がいいということすらほとんど気づいていませんでした。

だから、東大や早稲田に行く人なんて想像できないくらい頭がいい人で、私なんかには縁のない世界だと勝手に思っていて。

あそこで何かに気づけたら、私の人生はだいぶ変わっていたのかもしれないけど、その時私が思ったことはこれ。

ーみんなは大きな目標を持っているのに、私は学びたいこともなければ、行きたい大学もない。
これでいいのだろうか。ー


そこで私は、今自分が興味のあるものから、将来の夢をひねり出したわけなんです。

結果、私の進路調査票は、第一希望から第三希望まで専門学校になりました。

これは、後からかなり問題になって担任に呼び出されたり、授業後の先生たちの大学行け攻撃も結局3年までずっと続いたけど、
大人たちの言う「もったいない!」が理解できないままに、高校生活を終えました。

 

けど、2年からはまあまあ勉強もするようになって、3年で学年1位に戻れたのは良かった。

大人たち、ざまあみろって気持ちだったけど。
負けず嫌いなので。

 

そんなこんなで、倍率の異常に高い専門学校になんとか入学し、そこでもずーっと1位で、留学もして、そこでもずっと1番で、ほぼ挫折を知らない人生を歩んで社会人になって、
でもそこで挫折を味わってその仕事はやめて、今は全然違う仕事をしてて、結構順調だよーっていうのが私の簡単な今までの人生の総括です。

 

もちろん、入学した時は自分よりも下のクラスにいた人が高学歴と呼ばれる大学に入学したり、有名企業に就職していることを、羨ましいと思わないと言ったら嘘になるし、きっと今あの時代に戻ったら、いい大学に行く努力をすると思います。

でも、どんなにそう思ったって、漫画みたいに時間は戻らないし、あの時努力しなかった自分は、やっぱり、同じ瞬間に努力を重ねて結果を出した人と比べたらずっとずっと劣っていることに間違いはないのだから、今更何も言うことはありません。

 

でも、負け惜しみではないけど、「大学に行かないのはもったいない」というのは何か違うなと思う。

名前も知られていないクソみたいな大学に行って、大卒の称号だけを得ることになんの意味があるのだろうと思うというのも本音。

正直そこそこの大学なら、大卒の称号なんてあってないようなものだろう。

 

学歴さえ良ければいいという時代はとうの昔に終わっていて、終身雇用や年功序列、大企業安定神話なんかも完全崩壊している時代。

現時点で、そういうものに守られてきた人たちとは正反対の生き方をしているんだけど、これからもそうやって自由に生きて生きたいし、その中で、自分の生きる意味とか、人生の命題みたいなものを見出して生きたいなと思っています。

 

もっと書きたいことあった気がするってか、もっとこの記事エグくなる予定だったけど、意外とそうでもないかも。

まあいいや。

これが、だいたいしおりんです。