本郷に住む東大卒男子に関する考察
よく、東大の人間にありがちな傾向として、
大学を聞かれた時に「一応東大いってます」
と答えるというものがある。
この「一応」に関しては、「こんな風だけど一応東大に行かせてもらってます」や「僕よりも頭のいい人はたくさんいるんだけど、僕も一応東大なんです」など様々な解釈がありますが、まあ、そこはいいとして。
つまり彼らの多くは「俺東大!」とドヤ顔で言うことがないと言えそうだ。
きちんと数えてみたら、私が人生で関係を持った男性の4人に1人は東大卒だったので、個人で取れ得る統計としては、まあまあ信頼度の高いものになるのではないかと思う。
さて、そんな、
新しい友達は東大卒ばかりという私が思う東大卒男子の考察。
1.本郷に住んでいる
東大卒というと、お金を持っていて、青山や六本木、品川といったなんかアドレスの高級マンションに住んでいるイメージもありますが、もしかしたら2番手で多い地域は本郷なのではないかと思っています。
東大生にとっては、
本郷=東大
であり、
本郷に住んでいる=東大生
という図式が成立しているのかもしれない。
家どこ?
本郷。
なんで?会社近いの?
いや、大学の時から住んでるから...
東大卒男子の中では、この会話で、相手に自分が東大卒であることが伝わったことになっているのだろう。
実際私が本郷!と言われて、
本郷?本郷?
んー、確か文京区だよねあそこ?
と言った時は、
本郷で東大って出て来ないの珍しいね!
と言われたことすらある。
やはり彼らは、
学生時代から本郷に住んでいる=俺は東大卒なのだ!
という主張になっていると思っているのだろう。
ごめん、東大と言えば駒場東大だったわ...笑
2.大学を東大に変換する
彼らのさりげない東大卒アピールは、話していると随所に出てくる。
普通は、大学の友達、大学の時...
なんて使う言葉も、彼らは全て
東大の友達、東大の時は...
と、大学を東大に変換するのである。
これは、言われたらすかさず、
え、東大なの!?
と言ってあげましょう。
多分喜んでくれるはずです。
まだまだあるんだけど、忘れちゃった。
まあ、上記のことから推察するに、彼らは、自分は東大だ!とドヤ顔で言うのは嫌なんだけど、どこかから東大卒だということを感じ取ってほしい願望にまみれているのではないか。
ただ、私が最近思うに、大学名には大した価値はないということだ。
確かに、学力を測る上ではとてつもなくわかりやすい指標なのだけど、学歴を気にするほどの女なら、それよりも会社名や職業を気にするのだ。
同じ東大卒でも、新卒で年収300万の人間もいれば、いきなり1000万超えの人間もいるのだ。
さらには今後の年収推移も会社によってまた違ってくる。
そうなるともはや、東大卒という肩書きにはなんの意味もないでしょう。
私は、東大卒という肩書きに食いつく女は、あまり賢くないと言えそうだと常々思っている。
確かに、終身雇用などが崩壊している今の日本では、優秀であるほうが潰しがきくこともあるが、優秀であるがゆえに潰しがきかない人間もそれと同じ、いや、多分それ以上にいるはずだ。
だから、学歴にはほぼ意味がないと言えると思う。
彼らも、そんな世の中の流れを薄々感じているのではないかと思う。
だからこその「一応東大」であり、東大卒であることを地味に匂わせるのではないか。
よくわかりませんが、最近そんなことをよく感じます。
何か明確な答えが出そうなら、また書こうかな。
家に帰ったら服を脱ぐように、今日出会った人との思い出も洗濯機に入れたり、クローゼットにしまえたらいいのに。
一度お気に入りの服を着てしまうと、怖くてなかなか脱げない。
そしてそれは時間が経つごとに汚れたりほつれたりしていって、もう着られなくなってしまうんだ。
ちゃんと脱いで、手入れをして、また着たくなったらクローゼットから引っ張り出したらいいのに。
私の人間関係ってそんな感じだなあ。
執着しすぎ…
と思っていたのだけれど、お気に入りのお洋服が数枚あれば、そんなこともおこらないわけで。
最近は解決しつつある、かな...