高級タワマンと人間の本能と文化的成長と。
タワーマンションから、動物の本能と、人間の文化的成長について考えてみた。
しおりんは高級タワマンに住んでいる貧乏女子である。
それはこの記事を読んでもらえればお分かりであろう。
そんな私ではあるが、見える部分で貧乏くさいのは嫌いである。
そこでいつも気になるのが、照明と家具やドアの色である。
私はどうしても、明るい茶色の床、ドアを見ると、安っぽく感じてしまう。
それから蛍光灯も。
私は夜景を見るのが大好きなんだけど、高級マンションから漏れてくる光って大体オレンジっぽくないですか?
そう思ってからは、家具はダークブラウン、照明は間接照明で、できるだけ高級感の感じられる部屋づくりに努めてきました。
そして今住んでいる私の部屋、ドアの色は赤茶系です。
高級に一歩近づいた!!!
そんなことを考えていると、どうして高級マンションほど室内の色が暗いのか、照明が暗いのか気になって仕方がなくなってきた。
私の部屋の電気は一見普通だが、つけるとかなりオレンジがかっている。
さらには、光度調整のできるスポットライト?もついている。
スポットライトに関しては、設置に余計な費用がかかるのは明白なのでわかるのですが、なぜ電気を暗くするのか。
いや、これはそもそも問題の捉え方が逆で、じゃあなぜ安いマンションは木材や電球の色が明るいのかを考える必要がありそうだ。
確かに、黒に近づけば近づくほど高級感が増すので、高級マンションがそういった色を採用するのはわかる。
でも、ペンキは色によって値段が変わるわけではないだろうし、電気も色で値段は変わらない。
それなら安いマンションも、できるだけモダンに見せるために暗い色を採用すればいいのではないか。
そこで挙げられる可能性は3つ。
色の濃い木は総じて値段が高い(希少性といった理由から)
色の濃い木は加工がしづらく、お金がかかる
建築業界の暗黙の了解で、価格による差別化をはかるために、使う色がある程度決まっている
この辺りでしょうか。
大して調べてはいないのだけど、紫壇や黒壇といった高級木材も色が暗いですよね。
この点から見ると、色の濃い木は値段が高いことが多いのかも。
そんなことを考えていたら、そもそもなぜ人間は暗い色を重たいとか、高級感があると思ってしまうのだろうと思ったのです。
全然答えは出ていないけど、暗い=夜=神秘的、畏怖とか、そういうものからなのかなあとかって意見をもらいました。
あと、僧侶とか神主さんが身につける色も、えらいほど濃いとか、あるよね。(神主さんはいt版えらいと白になってしまうそうですが。)
冠位十二階の色で見るとちょっと違うんですけどね。
まあなんだろ、人間の本能と文化と色々なところからくらい色が偉い、高級となっていて、私たちは無意識にそれを受け継いでいるのでしょうかね。
あ、あとは単純に、全ての木材が同じ値段だったとしても、色の濃い木材の方が高級だから、販売する時点で値段を挙げているんじゃないか説とかね。
調べてないから全くわからんけど。
でもヒノキは明るい色だけど高級だもんね。
よくわからん〜
それから高層階がいい!という意識。
確かに高層階は見晴らしがいいけど、たとえ見晴らしが良くなくても、高層階に住んでいるというステータスが欲しい人はたくさんいますよね。
どうしてそうなの?
どうして高いところにいる方が偉いの?
確かに、文化的な側面から見て、偉い人は上にいるよね。
だけど高いところって危険がつきまとうよね。
それなら本能的に、高いところは行きたくない場所になると思うんだけど。
不便だし、何かあった時危険だし、高層階なんて低層階より値段が下がってもいいくらいなのにね。
もしどこかで何かが間違っていたら、低層階の方が高級っていう、マンションカーストが今と真逆な世の中もあったかもしれない。
まあそんなことになったら高層マンション自体がたたなくなってしまうんだけど。
ただ、危険を察知するために、昔の人も高いところに登っただろうから、そういう部分から見ると、敵や危険がくるのがすぐにわかる、外敵から身を守りやすいといった点で、やっぱり高いところの方が安全ってなるのかな。
難しいね!